Adhesive Gamesが開発中のロボメカ・オンラインアクションFPS 「Hawken」のβ版プレイが出来るようになったので遊んでみました!
公式ページ(英語):Hawken – War Is A Machine
ファミ通.com:超絶メカFPS『Hawken』、デザイナーのKhang Le氏へのインタビュー
Hawkenは基本プレイ料金無料のPC用オンラインゲームとして、2012年12月12日からサービス(発売)を開始するとの事です。本来PC版のみの開発となっていた作品ですが、どうやらPS3、Xbox360でも遊べるように開発を進めるようです。これは期待(・∀・)!
少数人数で製作しているらしいのですが、少数人数でこれだけの美麗なグラフィックと細部まで拘った世界観を作られるとは本当に凄い。個人的にHawkenの魅力はなんといってもロボロボしいメカっぷりさに、無機質さと退廃的な美しさを併せ持った独特の世界観、そして巨大な市街地や施設での激しい戦闘だと思っております。いやーしかし景色を見ているだけでも楽しいですね。
カスタマイズもそれなりに豊富そうです。β版なので実際カスタマイズ出来る部分は制限されていますが、それでも武器の煙の色まで変えれるのは何気に凝ってるなぁと。機種にもライト機種(軽装)とかヘビー機種(重装)などもあり、プレイスタイルを変えて遊ぶのも楽しそう。
どれだけの種類が用意されているのかは少し不明ですが、β版でも部分別にパーツを変更する事が可能です。スキルツリーなども用意されており、自分好みの戦闘ロボに仕立てる事も可能ですね。
ルールはTDMやFFA(総当たり戦)、Missile Assaultと呼ばれる陣地取り戦みたいなルールがあるのですが、いかんせんサーバーに人が多すぎ&海外サーバーなので日本からだとpingも悪く、まともにマッチング部屋に入れない状況ばかりなのがとても残念でした。
一応遊べる部屋には入れるのですが、基本pingは200前後です。うーん、せっかロボ戦をしようにも、ラグのせいで遊べないのは辛いです・・・。今回のβテスト唯一の残念箇所ですね。
日本にはパブリッシング権の販売を交渉しているみたいなのですが、どこも引き受けないとなるとサービス開始のめどは立ちそうにないのでしょうか・・・そこがとても不安です。正直海外サーバーで遊ぶのはキツいかと思います。今回のβテストでping300の部屋に入った時はまともに遊べませんでした><(コネロスも多かったです・・・。)
遊んでみた感想としては、見た目は超リアル系ですが実際遊んでみるとスポーツ系FPSな感じですね。かと言ってビュンビュン動き回って銃乱射してヒャッハーする爽快感はないです。戦闘自体はそこそこスピード感はありますが、うーんまだ皆さん(私含む)手当たり次第なところもあるので、戦ってみるとどうしてもゴリ押し勝負になってしまいますね。
あと「旋回制限」というシステムがあり、左右に振り向く速度が通常の視点移動よりかなり遅くなっています。正直マウスで旋回制限をされるとストレスが溜まりますね・・・。敵にエイムを合わせた状態でマウスを横に振ると急激にエイム速度が変わるため、かなりの違和感とイライラ感が生まれてしまいます。
要は前に進んだり、少しだけ左右を見る分にはハイセンシ(振り向き6cm)なのに、正面から横90度に一気にぐるんと振り向こうとしたら急にローセンシ(振り向き20cm)に変わってしまう感じなのです。このせいでプレイ中は結構ストレスを感じてしまいました。この旋回制限は正直デメリットの方が大きそう。
現状だと良くも悪くも無難なスポーツ系FPSという印象です。もうちょっと派手にビュンビュン飛び回れる軽量型を生かしたスピード感の演出とか、圧倒的な物量と硬さで前線を押しまくる重量型の演出とかがあればよかったかも。
もちろんACみたいな極端化はしなくてもいいけれど、うーんなんと言うか、今のままだと特色があまり出ていない普通のロボゲーになっている気がします。せっかく重厚なロボロボしい世界観と超美麗なグラフィックを持っているだけに、独自のプレイスタイルを確立できるような操作性とシステムを少しでいいのでテコ入れ出来ればかなり化けるような気がします。あくまでも一個人の感想ですけどね!
世界観は本当に私好み!超私得ですね(笑)廃墟とか工場萌えな人はとても気に入りそうです。
かなり期待しているゲームだけに、今回のプレイレビューはちょっとネガティブな内容に偏ってしまいましたが、サービス開始時にはもちろんプレイする気満々です。とても楽しみです(・∀・)
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