以前「PS3の配信キャプチャー環境を整えてみた日記」でちょこっと紹介した事があるのですが、HDCPの制約がないキャプボのひとつである『サンコ- HDMI ビデオキャプチャーカード HDMVC4UC』を買ってみました。
PS3のゲーム録画や配信はGameSwitchを通してIntensity Proを使っていたのですが、GameSwitchのご機嫌を損ねてしまったのか機器の調子が悪く、キャプチャーできない時が出てきてしまい…。あとはテーブルの上がゲーム機モニター、ゲーム機、分配器、GameSwitch、それらの配線でゴチャゴチャしてしまったりもしていたので、この際いろいろ改善したいなぁという事でAmazon先生でポチっとな。
というわけで、続きはHDMI ビデオキャプチャーカード HDMVC4UCを使ってみた感想などなど。
HDCPの制約がないので、直接HDMIケーブルを繋げてこんな感じに。使用しているPCスペックは
OS:Windows7 64bit、CPU:Core i7-3770K、メモリ:16GB、マザボ:intel Z77 Express です。
キャプチャー機器をPCIスロットに取り付ける作業は特に問題なく終了。レビューなどを見ると、製品によっては建て付けの悪さ?があるみたいです。(どうやらキャプチャー機器本体の固定する金具部分の設計がマズイらしい。)私は特に問題もなく簡単に取り付けできましたが、この辺は製品の個体差や、自分が使っているPCケース等によって違いがあるかもしれませんね。
付属品のCDでドライバや編集ソフトなどをインストールできますが、私はドライバのみインストールしました。編集ソフトはいつもAviutlを使っているので、付属の編集ソフトは今の所使う予定はないかなぁ。
キャプチャーソフトも、ずっと使っているアマレコTVを引き続き使用。キャプチャー機器自体は「映像出力は最大1080p(60fps)まで対応、録画の時は最大1080p(30fps)まで対応」との事ですが、大抵のゲームは720p(30fps)で動いているし、1080pにしたところで画質自体は変わらないので、特にこだわりがなければPS3側とキャプチャー設定ともに720pに設定しておいていいかと思います。
このHDMVC4UCの仕様として、両サイドが少しだけ黒塗りになってしまう現象が発生します。この辺はアマレコTVや動画・画像編集ソフト側でクロッピングなどの機能を使って見えなくする事は出来るので、個人的には特に問題ないかなぁといった感じです。
ちなみにHDMVC4UCのドライバーをMonsterX3のドライバーに差し替えて、HDMVC4UCの両サイドの黒塗りを改善する方法などもあるみたいです。(※試される場合は自己責任で!)
参考URL:HDMVC4UCの両サイドの黒塗りを改善する(くろどんのいろんな日記様より)
画質自体はHDMI出力なので申し分ない綺麗さですね!
てこずった点としては、ドライバをインストールしてさぁ使おう!とアマレコTVを起動したら、エラーメッセージ(”Microsoft Visual C++ Runtime Library Runtime Error!”)と共にアマレコTV自体が起動できなくなる事態に。原因は、INTENSITY ProのドライバとHDMVC4UCのドライバが競合を起こしていたらしく、INTENSITY Proのドライバを削除したらアマレコTVが無事起動できるようになりました。
もし同じように、キャプチャーソフトに映像が映らない・起動できないなどの問題がある方は、他メーカーのキャプボ製品やデジタル機器のデバイスと競合している可能性があるかもしれません。(他の原因もあるかもしれませんが、とりあえず原因の一つとして参考までに。)
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サンコー
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間に他の機器を挟むことなくPS3をキャプチャできるのはやっぱり楽ですね!Xbox360もキャプチャできるので、両機種持ちの人もこれ1つでOKです。両サイドが少しだけ黒塗りになる点については、一応クロッピング等で対応は出来るので妥協できる点かなーと。コスパ的にも個人的には満足できる製品です(・∀・)
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