≫Steam トレーディングカードなるシステムが搭載されたようで、それにあわせてSteamのユーザーインタフェースもガラっと変わった模様。
簡単に説明すると、Steam上にある特定のゲームを遊ぶともらえるカードを集めて、それらを元にいろいろな特典を入手する事ができるシステムになった、という事ですね。(その指標として「Steamレベル」というシステムが実装された。)レベルが上がる毎にフレンドの登録上限数が増えていったり、自分のプロフィールページにいろんな情報を公開できるショーケースが開放されていったりします。
とりあえずやってみなきゃわからーん!という事で、Steamトレーディングカードに対応したゲームの中にL4D2があったので試しにカード集めしてみました。ちなみにまだ始まったばかりのサービスなので、対応しているゲームは少ないけど今後ますます増えていくよ!との事です。現在トレーディングカードに対応しているゲームはコチラ。
Q:どうすればトレーディングカードを入手できますか?
A:ただ単に対象ゲームをプレイすることでもトレーディングカードを入手することが出来ます。
プレイすると、Steam インベントリにカードドロップが追加されることがあります。
トレーディングカードの入手方法は主に3つで、「自分でゲームをプレイする」「カードを持っている人から貰うor買う(トレード)」「ブースターパックで手に入れる」となります。
ゲームつけっぱなしで遊ばずに放置状態でもカードはもらえます。要は対象ゲームを起動さえしていればもらえるって事ですね。私はL4D2を実際にプレイ中2枚もらえたので(インベントリにアイテムきたよー通知が出る)、あとはロビー放置で2枚獲得しました。どのカードを貰えるかはランダムです。ランダムなので、既に持っているカードがかぶる事もあります。私の場合、今回は特に問題もなく「Tank、Witch、Spitter、Smoker」をゲット(・∀・)!
で、これがまた上手く出来ていて、実際のゲームプレイでもらえるカードの上限数が決まっています。例えばL4D2だと全部で8枚のカードが用意されているのですが、自分でプレイしてもらえるカードの上限数が半分の4枚です。残り4枚はいくらプレイしようが絶対にもらえないので、カードをもっている他のプレイヤーから貰うか買うかorブースターパックで手に入れないと全部揃えられないシステムです。(ブースターパックについては後述。)
「じゃあ対象ゲームのカードを簡単に全部揃えるにはどうすればいい?」という事で、今回カードを揃えるにあたって私はトレードとマーケットを活用してみました。ゲームによって用意されている全カード枚数と上限は違ってくるので、カードの種類が多いゲームはちょっと大変になってくるかもですね。
フレンドのみるくさんから「Chargerかぶったからあげるよ!」との事でいただきました。わーい!とこんな感じでカードをトレードする事が出来ます。これであとBoomer、Hunter、Jockyを揃えればコンプリートという事で、マーケットを使ってみる事にしました。
コミュニティ→マーケットでお目当てのアイテムを探すわけですが、マーケットのなんとまぁ使い辛い事(笑)この辺もうちょっと改良してほしいですね><とりあえずHunterと単語検索してアイテムを発見!
ゲームにもよるのですが、大体カード1枚あたり$0.20~$0.50でのやり取りをよくみます。(1枚辺り3~40円前後が多いかな?)ただ中にはレアカード(後述)なるものもあって、それらは$14(!)とかで売れていたりもします。こ、これはカードビジネスくるか?!
とりあえずお目当てのカード3種類を無事ゲット。支払い方法はSteamウォレットからになります。ちなみに違うゲームでかぶったカードを持っていたので試しに$0.35で売り出してみたのですが、10分かからずに売れました。売れた分も自分のSteamウォレットに加算されます。
そんな感じでカードを全種類そろえました。で、この集めたカード全種類をクラフトする事でバッジを作成する事が出来ます。バッジを作成する事で経験値、プロフィールの背景に使える壁紙、チャットで使える絵文字、クーポン券をもらう事が出来ます。
経験値を得ることで自分のSteamレベルを上げる事が出来るので、今後自分のSteamレベルを上げたいとなると基本はカードを集めてバッジを作る流れが必要になってくるのかな、と思います。
クーポン券はランダムっぽいですね。今のところ一番もらって嬉しかったクーポン券はトロピコ4の50%OFFかなぁ。まぁトロピコはセールが来るとそれ以上に安くなる印象ですが。
ちなみに集めたカードは必ずしもバッジにする必要はないので、コレクションとして残しておくのも自由です。またバッジにしてしまうと集めたカードは全て消失してしまうのですが、カードは再度トレード等で集めなおす事も可能です。
バッジは5回まで作成する事ができて、作成するごとにバッジの絵柄も変わっていきます。自分のプロフィールにお気に入りのバッジを載せる事が出来るので、自分の好きなゲームをアピールするのにもいいかもですね(・∀・)ボーダーランズ2のクラップトラップかわいすぎやろー!個人的にLevel5のバッジがとてもほしいので頑張って5回作成してみようかなと思案中・・・。ちなみに一番右下のバッジはキラキラバッジ(後述)と呼ばれる物です。
他ゲームのバッジの柄を調べたい!という方はこちらのwikiなどでどうぞ。
集めたカードを使ってバッジを作成すると、今まで集めたカードは消失してしまいますが、ゲームプレイ中にもらえるカード上限は決まっているので、1度バッジを作った後でもゲームプレイでカードを再入手する事は出来ません。
その代わり、ゲームプレイでもらえるカード全てを集めた後はブースターパックを受け取る資格を手に入れる事が出来ます。例えば上の画像はボーダーランズ2のバッジを作った後の画像ですが、他の誰かがボーダーランズ2のバッジを作成すると、ボーダーランズ2のブースターパックを受け取る資格を持っている人の中からランダムで通常カードかキラカード(レアカード)を3枚もらえるシステムです。
ちなみにSteamレベルが高ければ高いほど、ブースターパックの獲得率が上昇します。
レベル 10: +20% ドロップ率上昇
レベル 20: +40% ドロップ率上昇
レベル 30: +60% ドロップ率上昇
レベル 40: +80% ドロップ率上昇
レベル 50: +100% ドロップ率上昇 (確率は倍)
キラカード(レアカード)ってなんですか?
ゲームをプレイする際に特別ホログラムボーダーを持ったトレーディングカードを受け取る可能性が僅かながらあります。キラバッジを作成するにはキラカードのセットを収集しなくてはなりません。キラカードやキラバッジには希少性以外に特別なことはありません。
という事で、後述と書いたレアカード、キラキラバッジですが、ゲームプレイでもらえる普通のカードの他に、フレームの色が違うレアカードが用意されています。(Foilと書かれています。)
一応ゲームプレイでもこのレアカードはドロップするみたいですが、バルブ社員曰く「Foilは普通のドロップの1/100で出る」との事。そしてこのレアカードのみを集めて作ったバッジが「キラキラバッジ」と呼ばれる、ちょっとレアなバッジとなります。
確率を考えたら、ブースターパックの資格を手に入れて3枚ランダムにもらえるチャンスを待った方が楽かもしれないですね。うーん、レアカードほしいんですが、レアカードのトレードだとやはり通常カードよりも価格が上がっているんですよね。最低でも$2.0以上からの売りをよくみかけます。(そして売れているという・・・)さすがレアカード・・・!今後このカードシステムが普及していくにつれて値段が上がるのか下がるのか、どうなっていくのか楽しみでもあります。
一通りカード集めとバッジ作成で、Steamレベルを10にしてみました。レベル10になるとショーケースを1つもらえます。ここに実績を表示させたり、追加の紹介文を載せる事が出来たり、お気に入りのスクリーンショットなどを飾ったりする事が出来ます。うーん、なかなか見栄えもよくなったかな?背景は血みどろですが(笑)
個人的には今回のトレーディングカードシステムはなかなか面白いなと思いました。Steam自体がちょっとしたコレクションゲームの一部になった感覚。ただ自分のSteamレベルを上げないとフレンド上限が増えなかったり、プロフィールページがちょっと質素になってしまったり、カード収集に興味のないプレイヤーからするとマイナス面も浮かび上がってくるかもしれませんね。
とりあえず私はクラップトラップのキラキラバッジを作りたいので頑張ってみようかと思っております(・∀・)
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