7月27日にXbox LIVEアーケードにて配信されたFrom Dust(フロムダスト)を買ってみました。(体験版を落とすのがめんどくさかったので最初から製品版を買いました。てへっ。)
Xbox LIVEアーケード版は1,200MSPで配信中です。PC版は8月17日発売予定との事。PS3版については配信日は未定なものの、一応配信予定はあるみたいです。
海外レビューハイスコア『From Dust』 (Game*Spark)
続きはFrom Dustの簡単な遊び方&感想日記。
■どんなゲーム?
ポピュラス+レミングスな感じのサンドボックスゲーム。(リアルタイムストラテジーがベース。)基本的なゲーム概要は、プレイヤー(神様)がThe Man(利便上ここでは原住民達と呼びます。)を指定された場所や目的地へと導き、ステージをクリアしていく流れです。
民を導いていく際に、地形にある砂や水や溶岩などをつかんで落とす事が出来るのですがこの動作がこのゲームの重要な部分であり、地形を創造する楽しさに繋がる部分だと思います。
残念ながら日本語ローカライズはされていないので(英語のみ)最初は操作に戸惑いますが動かしてみると「あ、これはこうする事が出来るんだ」と直感的に操作できるゲームなので、楽しさが増えていきます。
■基本的なプレイ方法
ゲームが始まると少人数の原住民達が突っ立っているので、トーテムポールに連れていきます。原住民達は水や絶壁などの障害物を超えられないので、神様は障害物をなんとかしていきましょう。(ここでは水が進路を妨害しているので、砂をかき集めて水を埋め、原住民達を向こうへ渡らせます。)
無事トーテムまでたどり着いた原住民達はそこに集落を作ります。基本はトーテムに連れて行く→集落を作らせるの流れ。こうしてマップ全てのトーテムに集落を作ると、次のステージにいける出口をくぐれるようになります。
集落を作ると周りに植物が生え、animals(動物、お邪魔キャラ)が集まってきたりと結構リアルです。左下にある葉っぱのゲージは緑化率を表すゲージ。緑化率が低くてもクリア自体には問題ありませんがこれを100%にしてクリア+レリックと呼ばれる物を発見してクリアすると、チャレンジマップが解除されたり村の記憶と呼ばれる物を手に入れたりする事が出来ます。 (クリア後でもマップセレクトでやり直し可能。)
適度な土と水があれば植物は勝手に広がります。植物の横に土を広げていくとニョッキニョッキ生えますw
トーテムの他に祭壇(ほこら?)みたいな物があり、ここに原住民を向わせると、集落を災害から守る能力をトーテムにつけることが出来ます。実質向わなくてもクリアできる建物ですが、出来るだけ巡礼しておくと後々楽かもしれません。
マップ上の全てのトーテムで集落を作らないと次の世界の扉は開かないので、危ない立地にあるトーテムの場所も向わなくてはなりません。っていうかこんな場所に村つくんなwwwwwwww
ゆるやかな川だと砂で埋め立てれば何とか渡れますが、勢いのある滝っぽい水辺は砂で埋めてもすぐに土砂崩れしてしまいます。こういう時は神様パワーでごり押しする方法が一番安全です。トーテムに集落を作ると同時にいろんな能力をトーテムから手に入れる事が出来ます。(ステージが進むと使えるようになります。十字キーで使用。)
ここではJellify water(水をゼリー状にする)とEvaporate(水を蒸発させる)能力をトーテムからもらっていたので、これらを使い水を除去。能力は一定時間使えて、使えなくなってもまた一定時間がたつと再使用できる流れです。ちなみに能力でゼリー状にした水などは、一定時間(能力が切れる時間)がたつと元の液状に戻ります。変な場所に放置して大惨事にならないようにw
全てのトーテムに集落を作ると次の世界のゲートが開くので、ここに原住民達を向わせます。基本的に謎解きが必要な感じの場所にある事が多いです。なかなか面白い(・∀・)
神様パワーでごり押しの巻。時間がくると水が元通りになってしまい原住民達の危険があぶない!ので結構ドキドキしながらプレイしていました。無事たどり着けてえがったえがった!
■で、結局おもしろいの?
英語のみのゲームで最初は大丈夫か不安でしたが、個人的にはかなり面白いゲームだなと。
操作方法はとても簡単。LTで砂をかき集める、RTでかき集めた砂を落とす、あとはレバーで移動。基本動作はこれのみです。後はRB/LBでカメラ視点変更したり、十字キーで能力を使うだけ。
この「かき集めて、戻す」という単純な動作で、例えば水を滝に変える事が出来るゲームなのです。緩やかな川の横の砂を削り取り、やがて水の力が砂を押し流し、巨大な川や湖になる様がとても楽しかったり、怖かったり、美しかったり。単純でありながらとても奥が深いなぁと。
今回載せた日記は水辺ステージですが、溶岩ステージなどもあります。溶岩をつかんで海に落とすと岩になって防壁を作れたり、いろんな遊び方が出来ます。
体験版だと3ステージ目の津波面で、「時間制限もあるし大変!ゆっくり遊びたい」という感想も出そうですが、確かに津波は何もしないでいると飲み込まれてゲームオーバーになってしまいます。が、逆に言えば(津波面に限らず全てのマップに言える事ですが)安定した場所や状況を作ればかなり長く遊ぶことができるような作りになっています。
もちろんステージが進むたびに難易度も高くなるので、時間との勝負になる場面もあります。時間制限の数字に惑わされてしまいますが(私も最初は時間制限にびくびくしていたり。) ステージが進むたびに、時間との勝負な場面と、ゆっくり遊べる部分との兼ね合いがかなり楽しくなってきました。体験版でそこそこ楽しめた方は買っても損はしないかな?と思います。
ストーリーモードのステージ数は13面。ちなみに最後の13面はエディットモードです。このゲームは「13面が本番だぜ!」と言う方もいます。本来の意味での神様モード突入ですw(私はまだそこまでいってないのでレビューはまた今度><)チャレンジモードもあり、こっちは操作がある程度限定されていたり、指示された内容をクリアしていったり。結構難しいです。(運ゲーだろこれwwwって場面も多少ある。)
あまり褒めすぎるのも「社員乙!」と言われそうなので、個人的に悪かった点をあげると
- カメラ視点(動きや角度)がちょっと残念。せっかくカメラ視点で原住民達にズーム出来るのにアングルの角度やフリーカメラ操作の動きが微妙なため、見たい場所を見れないジレンマがありました。
- 字幕が消えるのが早い。
英語がわからないお前が言うなwwwって突っ込みはなしで。 - 操作方法が単純な故、砂で埋めたりする場所の微調整などが難しい場面がある。(これは単に私が下手くそなだけかもしれませんが( ´ω`)・・・)
おまけ (【Xbox360】 From Dust フロムダスト 【XBLA】スレより)
【Power一覧】
- Amplify the breath : LT/RTの吸い込み/吐き出し量を増加
- Jellify water : 水をゼリー状にする
- Put out fire : 火事を消す
- Evaporate : 水を蒸発させる
- Infinite earth : 砂を吐き出し続けられる
- Engulf All : なんでも吸い込み続ける(吐き出せない)
【TIPS】
- 吐き出し(RT)中にLT入力で一斉に吐き出し
- 各Power(十字キー)は発動後再入力で停止できる(クーリングも短くなる)
- Amplifyは、InfinteとEngulfの効果も増幅する
- 波が形成される前にJellify waterを発動することで津波をキャンセルできる
- 村を建てたトーテムはAボタンで移動することができる
一斉に吐き出しとか全然しらなかったぜ\(^o^)/
発売元 : ユービーアイソフト株式会社
ジャンル : 戦略/シミュレーション
配信日 : 2011/07/27
配信価格 : 1200 マイクロソフト ポイント
※ゲーム内の音声と字幕は全て「英語」となります。
Xbox LIVE Arcade ~2011 夏のイチオシ!~ の対象ゲームにも含まれています。
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マイクロソフト
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