Xbox360版がAmazon.co.jp独占販売(Amazonでしか買えない)という話で少し衝撃を受けたゲーム「Dishonored(ディスオナード)」を買ってみました。PS3版は普通のゲーム屋さんでも購入可能との事ですが・・・。まぁ箱○で遊ぶ方はAmazonを利用する方も多そうだし、購入する点での問題はなさそうですがはてさて・・・。
という事でさっそく遊んでみました。この作品はステルス暗殺FPSというちょっと変わった(?)ジャンルのゲームになります。FPS好きな私に合う作品かなーどきどき。
※多少グロ画像がありますので、苦手な方は注意
かつては女王に忠誠を誓う護衛であった主人公。彼は陰謀により女王殺しの犯人として無実の罪を着せられてしまう。そして、いつしか彼は邪悪の仮面の男として悪名高き暗殺者となっていった。
混沌とする時代。圧政の下、疫病が蔓延するこの街で、影の世界に暗躍する超常能力によって、彼は人知を超えた能力を手に入れたのだ。その代償を知る由もなく…。裏切りの背後にある真実は、まるでこの街を取り囲む水路のような不気味さに包まれている。
この先どの道を選ぼうとも、かつての「平穏な人生」は二度と取り戻せない。
公式サイト:http://www.dishonored.com/#/media
報復は手段を選ばず
ステルス性を活かしゴーストのような動きで腐敗の真相を暴くのか、あるいは復讐の鬼と化し、通った道に草1本残さないほど容赦なく破壊するのか。プレイヤーがどの選択をするかによって、この世界で起きる結果は違ったものになる。
ステルス暗殺FPSと言われるだけあって、背後からステルスしながらでの攻撃で敵は一撃死します。殺さないでホールドを続けると気絶させられるので、殺すだけが敵を倒す方法ではありません。もちろんステルスせずに真っ向から敵に喧嘩を売りにいくことも出来ます(笑)敵の攻撃をガードしたりと意外とアクション要素もあり。
よく出来てるなぁと思ったところは、ゴリ押し戦法が通じないところですね。正面から敵に向かっていってみたら、相手が2人の時の戦闘が意外と苦戦しました。まずステルスで一人を暗殺してから、残った一人を相手にする方が格段に戦闘が楽です。(ちなみにまったく戦闘せずにやり過ごすという方法もあります。)
倒した敵の身体は持ち運んで投げたりできます。道中ねずみが死体を食い漁っていたり・・・。意外とグロ描写が平気で登場するゲームです。
武器は近接攻撃の剣以外に、ピストル、ボウガン等あります。麻酔をセットしてボウガンから発射するのがとても楽しい(・∀・)!敵が眠りこけるので、無殺生プレイを目指す方には必需品になるかも?
ゲームの進め方は、1ステージづつクリアしていくミッションクリア型方式です。クリア方法もいろいろあって、自由度もかなり高いです。基本はミッション毎に設定されているターゲットを殺す事で終わるのですが、このターゲットを殺さずに終わらせる事も可能みたいです。(私はつい倒しちゃいましたがw)
カオス度(人を殺すとあがっていく)という概念もあり、殺戮プレイをしているとカオス度が高くなり、街にラットや疫病感染者(ウィーパー)が増加してしまったり、ローカオスでは見られないシーンなども見れるようになったりします。
とにかく1ステージクリアするにも、自由度がかなり高いゲームです。
混沌の街、“ダンウォール”
世界的ヒットタイトル『ハーフライフ 2』でアートディレクターを務めたヴィクトル・アントノフが創り上げた独特で魅力的な世界観。工業と神秘主義が衝突する舞台で、この世界の秘密を暴くのは君だ!
プレイヤーが脱獄してから訪れるダンウォールの街並みは機械的で退廃的な美しさがあり、とても私好み!スチームパンク的とも言うべきでしょうか。いやはや、いいですねぇこの街並み。
サミュエル・ビーチワース
主人公のコルヴォを助けてくれた一人。各ステージに運んでくれる。
ピエロ・ジョプリン
発明家と言う名の道具屋さん(笑)主人公コルヴォの仮面を作った人。(パッケージに描かれているアレ)
弾丸の補給や武器をアップグレードしてくれるので、お世話になります。
アウトサイダー
主人公コルヴォの夢に現れ、超常能力を授ける。
超常能力を手に入れると、プレイスタイルの幅がかなり広がります。近距離だけどテレポートできたり、壁の向こう側を透視できたり、とても楽しい。テレポートで普通だといけない場所に行ったりすると、とてもステルスしてるなーという気分になれます(・∀・)
心臓型ルーンレーダーでルーン探し。超常能力を得ていくためにはルーンとよばれるものが必要になるのですが、この心臓があればルーンの場所を示してくれるのでとても便利。ちょっと気持ち悪いけどそこは我慢。(笑)
ちなみにこの心臓を人や場所に向けて使うことも出来て、人に向けて使うと心臓さんがその人の裏話を話してくれたりします。おっさんに向けて使ったらおっさんのバックグラウンド話し始めてわろた。ささいな箇所にもちから入れすぎぃ!
基本的に右手は剣装備固定、左手に銃や超常能力や心臓などをセットしていく形になるので、左手の能力に何を使っていくのか、自分はどんなプレイでいきたいのか考えながら進めるのが楽しいです。
十字キーのガジェットに4つショートカットを振り分けられるので、この辺の活用もとても大事ですね!
たまにサイレントヒル的な怖さがあったり・・・。
ざざっと遊んでみた感想としては、とてもよく出来てるゲームです。久々に次のステージを早く遊びたいなーと思えるゲームが出たな!という感じです(・∀・)能力や戦い方をある程度自分の好きなように選べて、自由な進め方が出来るので同じステージでもリプレイして遊べます。
アクションゲームだけど、難易度選択も出来ますし、RPG要素も入っているのでFPSに自信がない・・・という方も心配せずに遊べるようになっているかと思います。(難易度イージーだと体力も自動回復します。)
逆にいうと、1周したらもう遊ばない、ゲーム売っちゃう!っていう人にはボリューム不足かもしれません。基本的に周回プレイを見越して作られているような気がします。そして誤訳(というか日本語としておかしい部分)がたまにあります。が、この辺に関しては水に流せるので問題ないですね(・∀・)
あと人によっては酔うかもしれない挙動をしています。画面の揺れは多少設定でおさえられますが、例えばボーダーランズで酔う方は多少酔う可能性があるかもしれません。(ボダランと同じUnreal Engineを使っているので挙動が似ています。)
個人的には視野角(FOV)の設定がオプションで出来れば文句なしでした。ちょっと視野が狭いのが残念。まぁそれらを我慢してでも遊びたくなるゲームなのは間違いありません。
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ベセスダ・ソフトワークス
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PlayStationR3版『Dishonored』におけるハングアップへのお詫びとパフォーマンス改善パッチの状況に関してのお知らせ
PS3版は現段階で中盤以降フリーズしてしまうバグ(?)があるらしく、パッチ開発中みたいです。言語設定を英語にするとフリーズ回避できるとの話ですが、日本語で遊びたいかたはパッチを待つか、箱○版を買うか、PC版を買うか、公式が発表している暫定的な手段をもちいるか、の選択になります。(PC版はSteamで発売されています。)
当面の回避方法としてゲームを英語で起動し、ハングアップ該当箇所をプレイしていただくことが可能となる場合もございます。該当箇所をプレイ後、日本語に戻し、引き続いてプレイすることもできます。根本的な解決ではないので恐縮ですが、ゲームを先に進める暫定的な手段としてご案内をさせていただきます。(公式より引用)
ベセスダ公式の暫定的な手段ですが、どうしてもPS3でパッチ前に日本語で遊びたい!という方はこの手段を用いる方法になるかと思います。(自己責任ですが。)
とても面白いゲームなので、早くPS3でもちゃんと日本語で遊べるようになってほしいですね( ´ω`)・・・
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