キャプチャー・配信関連

【Xbox360】INTENSITY Proでゲームキャプチャー【キャプチャーソフト、録画設定編】

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設置もしてドライバも入れた、素敵なHD画質いらっしゃい!という事で、気になりだすときりがない録画の設定やキャプチャーソフト編だよ!(※やけくそになっている訳ではありません。)

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続きは INTENSITY Proでゲームキャプチャー【キャプチャーソフト、録画設定編】



 キャプチャーソフト 

付属のキャプチャーソフトもありますが、ゲーム録画(配信)向きではないので、違う物を使っています。よく聞くキャプチャーソフトが くすのきTVHDふぬああアマレコTV でしょうか。

ちなみにインテンシティプロを繋いでキャプチャーする場合、ソフト側で設定している解像度と同じ解像度を選択しないと何も表示されません。なので解像度を両方あわせておきましょう(・∀・)(多分箱○の方だと、インテンシティプロ使用中は1080pを選択できなくなっているかと思います。)

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画面はくすのきTVHDです。アマレコTVでも解像度を同じにしないと映りません。

720pでいくなら1280×720を選択、1080iでいくなら1920×1080を選択すれば映ります。でも特にこだわりがないのなら、720pにしておいた方が無難です。(1080iはインターレース走査、30fpsなのでキャプチャーするには不向きです。)

ちなみに生放送(配信)しようとキャプチャー画面を別ソフト(SCFHとかXSplitとか)に映したら真っ黒!という方はオーバーレイが切れていないので、OLCを使って切って下さい。

OLC (インストール不要。OLC起動後にキャプチャーソフトを起動すればOKです。)

 動画作成(エンコードとかコーデックとか) 

動画の録画はアマレコTVでしているので、ここからはアマレコTVの設定になります。くすのきTVの方は基本コーデックを選ぶだけなので、特に迷わないかなーと思います。

私が使っているコーデックは主に「AMV2MT/AMV3 ビデオコーデック」です。基本有料(1,260円)ですが無料で使うことも出来ます。その場合は試用中という事で左下に小さなロゴが入ります。(私は今後も使うと思って購入しちゃいましたがうへへ。)

後はHuffyuvという無料で使える可逆圧縮コーデックもあるので、これを用意しておけば大丈夫かと思います。(無料で使えて、ロゴなども入りません。)

■基本設定(以下クリックで画像拡大できます。)

settei01.jpg

まずはキャプチャーソフトに映し出すために取り込み設定。この箇所は全共通です。あとはアマレコTVを作られた方のブログに設定例があるので、基本その通りに設定しています。

■高性能なパソコンでできるだけ高画質に録画する(AMV2MTコーデック)

settei02.jpg

設定画面の「録画設定」を次のように設定する。

・フレームレート:60(60としておけば常にキャプチャデバイスのフレームレートで録画します。)

・ビデオ圧縮:「AMV2MT(高画質)」を選択し隣の「設定」ボタンを押す。

・AMV2MTの設定画面の「圧縮」で「Y2:YUY2標準可逆」を選択。

・AMV2MTの設定画面の「出力フォーマット」で「YUY2」のチェックを外す※。AMVコーデックの設定は完了。

・オーディオ圧縮:「Uncompress」を選択。

※YUY2のチェックを外すとRGBで出力するように制限できます。

※IntensityのHDYCを録画した場合はRGBで出力すると正しい色に変換されます。

※HDYCをYUY2で出力する場合はデータの並びをYUY2にするだけで色は変換されません。

※Intensity以外でキャプチャデバイスの色空間がHDYCでないならAMVコーデックの

出力フォーマットのYUY2をONにして下さい。

※また、HDYCの場合でも編集ソフト側で色変換を行う場合はAMVコーデックのYUY2をONにして、

さらに編集ソフトの方もYUY2で読込むように設定して下さい。


■低性能なパソコンで出来るだけ快適に録画する(AMV3コーデック)

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設定画面の「録画設定」を次のように設定する。

・フレームレート:30(ドロップフレームが発生するなら15や10に下げる)。

・ビデオ圧縮:「AMV3(高速)」を選択し隣の「設定」ボタンを押す。

・AMV3の設定画面の「圧縮」で「S3:標準」を選択。AMVコーデックの設定は完了。

・オーディオ圧縮:「Uncompress」を選択。

■Huffyuv(無料コーデック)を使って録画する

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基本チェックするだけです。簡単(・∀・)!

 RAID0(ストライピング)の構築は必要か 

RAID0ってなーに?な方はこちらを。(簡単に言えばデータを複数のHDDに分散させて書き込みスピードを上げる事です。)

非圧縮(無圧縮)で録画したい場合や、安定したキャプチャー環境がほしいのなら必要。可逆圧縮しながらの場合はPCスペックによる場合が多いので、必要ない場合もあります。私の場合、録画専用のHDDは作りましたが、RAID0の構築はしていません。可逆圧縮しながらの録画は一応今のところ正常に行えています。

上に書いた「低性能なパソコンで出来るだけ快適に録画する(AMV3コーデック)」の録画設定だと欠落フレームも出ずに安定して録画出来ています。一応高画質設定の方でも欠落フレーム無しで録画できますが、やっぱり少々不安なので基本はAMV3コーデックの設定で録画しています。もちろん2,3個ほど録画失敗した物もありますです( ´ω`)・・・。HDキャプチャーはなかなか手ごわいですね。

まぁ正直なところ、ニコニコ動画に上げる分にはエンコード作業もはさむので、この3つのコーデックによる出来上がりの違いはそんなにないような気がします。あくまでも体感的にですが。

★1280*720 07:03分のファイルデータを各コーデックで録画してみました。

AMV2MT AMV3 Huffyuv
amv2.jpg amv3.jpg huf.jpg
ファイルサイズ:24.4GB ファイルサイズ:7.74GB ファイルサイズ:21.5GB

静止画だとわかり辛いですが、AMV3コーデックでの録画は多少色褪せてるかな?と感じるぐらいです。その分、圧縮率はピカ一です。

参考までに、NiCoD祭というイベントの動画をニコニコ動画(マイリスト)に複数あげたのですが、

1日目の動画=低性能なパソコンで出来るだけ快適に録画する(AMV3コーデック)

2日目の動画=高性能なパソコンでできるだけ高画質に録画する(AMV2MTコーデック)

で録画してエンコードして上げてみました。歴然とした差はそんなに感じないかなーと思います。

 エンコード 

前まではAviUtlでH.264(MP4)エンコードをしていましたが、HDD増設で余裕ができたのでAviUtlでAVI出力(未圧縮)→つんでれんこでエンコードする流れに変えました。

20111017015.jpg

なかなか便利!そしてツンデレ!ビットレート数値を自分で計算しなくてよくなったので楽ですね(・∀・)簡単にH.264(MP4)エンコードしてくれます。にんにん。



ざざっと簡単に説明してみましたが、上を目指すときりがないです(・∀・)・・・。私はAMV3でコーデックして録画する方法に落ち着きましたが、欲を出して高画質を目指すかもしれません。んがくっく。

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